仙台初詣就職祈願 銀行営業係 商品知識
銀行員も商売です。
自行の商品知識は当然必要です。
しかし、意外にたくさんある銀行の商品を全部覚えるのも至難の技ですので、まずはメジャーなものをしっかり抑えるようにしましょう。
場合によっては自ら実際申込書等を記入して使ってみるのが良いかもしれません。
仙台初詣就職祈願 預金利息の計算
預金利息は、銀行内のコンピュータで計算できる便利な世の中ですが、銀行員たるものきちんと計算根拠も理解しておきましょう。
金利は預けた初日から元金に対して発生し、しかも毎日の残高から計算されていきます(積数といいます)。
ですから残高がよく推移する普通預金なんかは、とてもじゃないけど手計算なんて不可能に近いです。
ちなみに定期預金の計算例を示しておきましょう(銀行の規定によっては計算が違う場合もあります)。
- １，２３４，５６７円の定期預金を金利０．０３％で１年預けた場合
- １，２３４，５６７円×０．０３％×３６５／３６５日＝３７０円（小数点以下切捨て）
- これに所得税が１５％かかるので、３７０円×１５％＝５５円（小数点以下切捨て）マイナス
- また住民税も５％かかるので、３７０円×５％＝１８円（小数点以下切捨て）マイナス
- 結局３７０円−５５円−１８円＝２９７円になります。税金は２０％で一度に計算しないのがポイントです。
- 面白話 新紙幣の導入
- ２，０００円札が世にお目見えしたとき、銀行は銀行で大変でした。 あのとき、日銀から大量に２，０００円札の新紙幣が半強制的に送られてきたのです。 政策的に世に広める意図があったのでしょう。 しかし、みなさんがご存知の通りあの紙幣は全く人気がなく、厄介払いの存在となりつつありました。 一方支店では、金庫の中の紙幣はなるべく必要最小限に留めるという原則があり、この大量に送られた２，０００円札の処理に困ってしまいました。 そこで、支店総動員でそれを一枚一枚くしゃくしゃにして、旧紙幣として日銀に送り返した荒業を編み出したのです。 もちろん残業代も出ず、手も青くなり、まったく馬鹿げた話ですよね。
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